Apple iPhone


本当にアップルは上手いなぁと関心してしまう。
それは、一つ一つの技術ではなく、その技術をまとめあげるところ、一目でアップルの製品であるとわかる操作(インターフェース)、そして、販売戦略。今やソニーよりアップルの方がブランド戦略で学ぶべきことが多い。
以前、アップルと任天堂はインターフェースの会社と書いたが、より的確に言うと「体験」を売る会社かと思う。顧客は技術や製品を買うのではなく、持つ喜び、操作する喜びを買っている。そして、会社側にもその認識があるからこそ顧客に魅力を感じさせる製品(+サービス)を作れるのだろう。PS3で、ソニーは遊ぶ仕組み作りに失敗したのだと思う。
今日、テレビ東京系「ミームの冒険」第5回を見た。ヤマト運輸小倉昌男の話があり、「サービス優先を徹底させていた」と言っていた。運送業をサービス業へ変えた画期的な人だ。

サービスが先、儲ける仕組みは後*1

「仕組み」が重要。サービスも仕組みから、利益も仕組みから。

*1:「ビジネスモデル」より「儲ける仕組み」の方がいい響きだ