OSを作る

面白いブログを見つけた。(via [結] 2006年3月 - 結城浩の日記
OSと言えば、WindowsLinuxなんかを思い浮かべます。何か「とりあえず凄いもの」で企業がたくさんの社員を動員して作っていたり、超絶天才プログラマが薄暗い部屋で何時間もディスプレイを見つめながら作っているものという風に感じたりします。実際、私も1,2年前にOSの授業があって、自分も作って見たいなぁなんて考えていましたが、知れば知るほどその規模と複雑さに腰が引けてしまいそのままにしていました。
そんな感じで、「OS=大規模、複雑」で「OS=個人で作るもんじゃない」と思っていたわけですが、世界は広いもので世界中にはたくさんの個人作のOSがあります。(ちなみに、この「個人作」というのは「個人で作り始めた」くらいの意味に捉えてください。その意味で、オープンソース開発のLinuxもここではリーナスさんが作り始めた個人作OSになります)そのOS作者さんたちの中には日本の人もいまして、このHatenaという会社に勤めているid:higeponさんは「MonaOS」というOSを開発しています。
そんで、また別の個人OS作者(OSASK川合秀実さん)が「みんなも自分のOSを作れますよ!」と言ったか言わなかったか知りませんが、こんな本を書きました。

30日でできる! OS自作入門

30日でできる! OS自作入門

そして、この本の言葉を信じたのか、忘れていた工作少年の心に火がついたのか「じゃあ、真剣に30日で作ってやろう!」という人があらわれたみたいです。
本当に30日でOSが出来上がるのかを試してみるBlog
すっごい、面白そうなんですけど・・・(笑)
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