C++とRuby

別に比較してどうとか言うつもりはありません。何も知らない人にこの2つのプログラミング言語を紹介するなら、「C++は高速に実行できて実践的、Rubyは速くないけどお手軽で気分がいい」と、そんな感じに言うと思います。
ただ、図書館で読んだEffective C++ 【改訂第2版】 アスキーアジソンウェスレイシリーズ―Ascii Addison Wesley programming seriesの最後にこんな言葉が書かれてました。

C++は、学生にプログラミングを教えるのに適した純粋で魅力的な言語を目指して設計されたわけではない。様々な領域で現実の問題を解決しなければならないプロのプログラマが使う強力な道具となるように設計されている。現実の世界では荒削りな縁がむき出しになっていることもあるのだから、プロが頼りにする道具の表面に少々の傷があっても不思議ではない。

何だか、よく悪口を言われてるC++ですが、悲しい過去を持つ悪役みたいで以外とカッコいいなんて思えてきます。
表面状は、全く対象に見えるC++Rubyですが、たぶん、それぞれの設計思想の共通点は美学と現実的な視点だと思います。まぁ、美学は主観的なので、人によって様々な意見を持っているでしょうが、そこにその意志があることぐらいはわかるでしょう。(これ以上話すと宗教戦争が起こるので止めときます)
まぁ、とにかく、僕はどちらも好きだし、今以上に上手くそれらを使いこなせるようになりたいと思っています。