単騎、千里を走る。

NHKで、さっき映画「単騎、千里を走る。」の制作ドキュメントみたいなのがあってた。私が見たのは途中からだったんだけど、この映画を非常に見たくなった。(まだ見てませんからね。以下は予感ですw)
この映画「単騎、千里を走る。」は、高倉健さんが主演しており、かつ中国を代表するチャン・イーモウ監督の最新作ということで結構話題になってるようです。確か、東京映画祭か何かに予告なく上映されてニュースになってましたよね。
正直、「高倉健さんって、もう昔の人でしょ?」と思ってました。すみません。
すごいよ、この映画。
当然、バリバリのワイヤーアクションとかじゃありません。なんて言うのか、本物の映画(だと思う)。ハリウッドの映画を見て、「あぁ、楽しかったぁ」なんて炭酸飲料のような爽快感はない(と思う)。あまり陽の目をみないけど、見た後もずっと心に残るような。そういう余韻の深い映画(だと思う)。
マジで見たい。
 

「人が人を想う、これほど美しいものはないじゃないですか」
-- 高倉健
「急激に発展する一方、思いやりの気持ちが失われて行きつつある」
-- チャン・イーモウ

 
中国は、今まさに高度経済成長のときの日本と同じような状況にあり、経済の発展と農村に残る文化や人々の暖かさとの間で揺れているのかもしれない。
日頃、政治の話ばかりをして、中国がなんだこうだと言ってしまうけども。ふと我に返り、国というレベルから降りて、人と人との繋がりを思い出させてくれそうだ。
こういう映画を待っていた。
 
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