今度の選挙について
いくらなんでも書くのが遅すぎた感ありありですが、意見をば。
小泉さんには悪いのだけど、今回の選挙で郵政民営化は政党間での争点にならないでしょう。いや、郵政民営化には賛成ですよ。ただ、郵政については民主党だって部分的な民営化案を打ち出しており、大体の方向性で違いはありません。
さらに言えば、財政改革、年金制度改革、少子化対策、景気回復などの多くの事柄で自民党と民主党は同じ方向を向いているように思えます。違うのは方法の部分だけでしょう？だから、こんな事柄は国会が始まってから、委員会とかで十分に議論し、野党は対案を出したりして煮詰めて行けば良いのです。
それにですよ、暴論だと言われそうですが、国内のお金関係の問題は失敗しても何とかなるでしょう？民主が政権を取り、彼らの言う年金制度が上手く行かなかった、もしくは、行きそうにないとわかったとします。でも、そんな時は、不信任とか解散とか、内閣が方針を変えるとか色々あるでしょう。すぐに日本は潰れますか？
つまり、国内の問題について言えば、自民だろうと民主だろうと関係ないと私は思います。（うわ〜、暴論だｗ）
で、じゃあ、争点（問題）は何か。
やっぱ、外交。特にアジアでのスタンスです。
日本って資源がないから、貿易して、色々工夫して経済を成り立たせています。産油国のように、金の卵を産む鶏を飼っているわけではないのです。だから、諸外国との関係が非常に重要です。仲良く、フェアに付き合っていかないと。
そして、今、経済と言えばアジアです。日本はそのアジアの一員ですし、アジアの国々と仲良くしなければ。
ただ、「ただ、」ですよ。仲良くなるって言うのは、言いなりになることを意味しません。国のアイデンティティをなくしてはいけません。「そんなのいらないよ！」って人は（ｒｙ
外交を舐めてはいけません。外交の席での言葉は消えません。
民主党の沖縄ビジョンを見てください。沖縄の一国二制度化とか言ってるんです。「沖縄は積極的に中国人移民を受け入れ、沖縄の人は積極的に中国語をマスターしましょう！」とか言ってるんです。詳しくは→http://www.geocities.jp/japanguardian/
私は、小泉内閣の出した郵政法案の内容とか、そんなに詳しくありません。でも、方向性が間違っていないことだけはわかります。
私は、民主党の外交政策に詳しいい訳ではありません。でも、方向性が間違っていることだけはわかります。そして、外交が日本にとって重要であるということもです。
先月、東大の法学部（文化一類だっけ？）に通っている友達が夏休みに返ってきてて、久しぶりに会いました。飯を食べながら、少し政治の話もしました。その席で、友達は言いました。
「一度、民主党にやらせて見ればいいと思う」
政権はそんなに軽いものなんですか？その「お試し期間」の間だって、世界は動き、外交が行われるんですよ？
参政権を持つ皆さん、もう少し考えて見ませんか？関係ないなんて言ってられないのです。
「外交と貿易」「貿易と日本経済」「日本経済と財布の中身」と、繋がっています。
皆さん、もう少し考えて見ませんか？
参考：
（私の今回の記事は、ただの焼き増しになってるなぁ ^^;）
追記：東大の友達は小中高と一緒で、家もすぐ近くです。本当に頭がよく、時にとぼけたりする非常に良いヤツです。この記事が彼の名誉を傷つけたならば、何度でも彼に土下座して謝ります。（このエピソードは使わないどこうと思ってたのになぁ・・・）
