禅?

最近思うこと。

  • 具象の中にこそ大切なものがある。
  • インプットとアウトプット(理論と経験)、パブリックとプライベート、精神と肉体、思索と行動、受けるものと与えるもの。すべてバランスが重要。

禅の本とか読んでいるからかもしれない。でも、禅であればこのように表面的に理解したフリをすることは避けるべきことだろう。それに、バランス云々って二元論はまさに禅が乗り越えるものだし。
一致させることができれば、それは悟りだろうか。
以下、鈴木大拙「禅学入門」から。

言葉は単なる指標に過ぎない。言葉を絶対の指針としてはならぬのである。

「然り」と言えば、吾々は断定したのである。しかし断定は自己制限である。また「否」と言えば否定したのである。否定は拒絶である。拒絶と制限は結局同一のものであって、それは精神を殺す。何となれば完全の自由と完全の一致とに生活することが、精神の生命ではないか。

きっと経験から悟るべきものなんだろう。