エッチなVNC

使っていなかったCRTディスプレイを「拾ってきた」パソコンに繋いでいたのだが、寿命らしくすぐ映像が霞むという症状があって短時間しか使えなかった。そのため、VNCを使おうと思いたって頑張ってみた。
DebianのSarge(安定版)を使っていたのだけど、そのままで vncserverを入れたのではターミナルもなくて上手く使えなかった。設定によっては使えたのかもしれないけど、・・・わからなかったんです。それでSargeからEtch(エッチ、テスト版)に変更して、色々なアプリケーションを新しいやつにしてみました。X.orgだしKDEも3.5だよ、やったよ(泣)
aptの設定ファイルである/etc/apt/source.list は apt-spy で変更しました。

apt-spy -d etch -s JP

このあと、souce.list を開き、contrib と non-free をすべてのサーバに対して付加します。(今考えると、contrib, non-freeを付けるオプションがありそうなもんだなぁ・・・今度調べてみよう)
あ、SargeからEtchへ移行するときには、sourch.listファイルを変更しても普通にupgradeしたら上手くいかないので、

apt-get dist-upgrade --fix-missing

とする必要があります。また、途中で止まったりして、もう一度実行するときなどは、

apt-get dist-upgrade --fix-missing --no-download -f

と、してやると無駄にダウンロードしなくなります。
(参考:http://ccm.gs.niigata-u.ac.jp/~si006/NightWalker/archives/2005/09/1411.html
で、SargeからEtchに移行したら、無事ターミナルも現れました。Gnomeを使いたければ gnome-session、KDEを使いたければ startkde、今回使ってみて良いなぁと思ったのがXfceで、起動は startxfce4 です。ウィンドウマネージャをvncserverと同時に立ち上げたいなら、 ~/.vnc/ に xstartup というファイルを作り、

exec startxfce4 &

って書くと良いんじゃないかな?未確認ですけど(笑)
Windows側のVNCクライアント(viewer)は、とりあえず本家っぽいRealVNCの日本語版(「窓の杜」にあります)と、目のマークが強烈なUltraVNCの日本語版(「ベクター」にあった)を入れてみました。・・・まぁ、私のような素人目にはどちらもさほど変わりません。強いて言うとUltraVNCのエラー音が少し耳障りなくらいです。
まぁ、そんなわけで、Etch環境のVNCです。これでディスプレイ一つで済み、便利になりました。今度クライアント側のMetaVNC -- a window-aware VNCを試してみようかなぁ、とか。