堀江メール問題と民主党

なんかアホのように連投してるけど、最後にこれだけ。
怒りでどの順番で書けばいいのかわからないのだが、要点は一つ。「永田議員は議員辞職し、民主党執行部は職を下りて欲しい」
私としては現・民主党執行部に対する期待が大きかっただけに、深い失望を感じている。本当なら執行部には続投して欲しいのだが、しょうがないと思う。アレはない。
もともと、前から永田議員を私は好きではない。以前話題になっていた委員会中にプリントで真剣に折鶴を折ったり、携帯メールをニヤニヤ見たりしている永田議員の映像を見たというのが一つ。また、TV朝日の「TVタックル」出演時の発言から、この永田議員は品がなく頭もそれほど良くないと感じていたのがもう一つだ。
まぁ、こんな印象の話はどうでも良くて(笑)
どうもこのままでは明日、謝罪会見が行われ誰も責任を取らぬまま民主党は事件の収束を図るようだ。・・・これで民主党は当分「二大政党制」などと言えなくなってしまうな。自民党も上手い戦略に出たもんだと思う。「責めすぎない」というのが上手い。これで民主党は死に体である。(格闘技知ってるとイメージしやすいかな。隙だらけで相手の思うがままの状態)
というかですね、一番怒り心頭なのは「また、責任をとらない大人が増えた」と言うことですよ。これは耐震偽装同様、1次・2次・3次的な被害だけでなく、いわば4次的な被害が出ます。4次的被害とは社会・教育に与える悪い影響です。覚悟のない・責任を取らない大人が増えることが非常に悲しいです。
ついでに言えば、マスメディアの進化のない報道姿勢です。どうしてこう一方的な報道しかできないんでしょうか?TV番組では民主・自民両党の議員を出してはいますが、内容は一方的です。マスメディアは視聴者を煽る技術しか持ち合わせていないのでしょう。健全なメディアが健全な国民を育成し健全な政治を促すようなことは0.01%もないのでしょうね。悲しい限りです。*1
TV朝日「報道ステーション」のアンケートによれば、回答者の半分以上が民主党には「議員辞職などは必要なく、とにかく経緯を明白に説明せよ」という結果でした。やはり、日本というのは”なぁなぁ”ですます気質なのですね。どちらもやるのが当然だと私は思うのですがね・・・。
この日本人の”なぁなぁ”気質が良い結果を生むこともある、ということを信じたい今日この頃です。

*1:私の知っている限りで、省みる姿勢があるTVの人は(冷静なときの)田原総一郎さんだけのように感じます。(追記:「自己批判」という言葉に特別な意味があるとは知らなかった。赤軍派って、、恐いなぁ・・・)