Ruby on Rails 関連
Ruby on Rails(以下、Rails)にはコンセプトが3つあって、その字面を読むだけでは「ふぅ〜ん」って感じだった。でも、実際にちょっと触ってみたり、記事を読むことで「理解」に近づけてるような気がする。忘れないうちに、要約しておこう。
- DRY
- "Don't Repeat Yourself"の頭文字。言葉の通り、重複しないようにしようということ。理解とメンテナンスを容易にする。JavaなどのO/Rマッピング技術とは違うパターンを利用することで、重複を極端に減らせる。逆に制約も発生する。(→ActiveRecordとDataMapper、Martin Fowler「エンタープライズアーキテクチャパターン」、80対20の法則)
- Convention over Configuration
- 直訳すると「設定より規約」*1設定で何でもできるってのも良いが、複雑になってしまう。逆に規約(決まり)で束縛されることで、安心して開発できる。(→XML、YAML、80対20の法則)
- Ruby言語の特性
- Rubyの持つ「ダイナミックさ」、言い換えると「いい加減さ」。文法的な自由度。コードが下手な設定ファイルより読みやすい。(→ドメイン特化言語、S式、DuckTyping)
これって、つまり最近Java界隈で話題のEoD(Ease of Development)だよな?まぁ、下の特集記事で「Webプログラミングだからこそ」的なこと書いてあったけど。
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*1:DRYの後だったのであえて英語のまま書いてみた。