Ruby on Rails 関連

Ruby on Rails(以下、Rails)にはコンセプトが3つあって、その字面を読むだけでは「ふぅ〜ん」って感じだった。でも、実際にちょっと触ってみたり、記事を読むことで「理解」に近づけてるような気がする。忘れないうちに、要約しておこう。

DRY
"Don't Repeat Yourself"の頭文字。言葉の通り、重複しないようにしようということ。理解とメンテナンスを容易にする。JavaなどのO/Rマッピング技術とは違うパターンを利用することで、重複を極端に減らせる。逆に制約も発生する。(→ActiveRecordとDataMapper、Martin Fowler「エンタープライズアーキテクチャパターン」、80対20の法則)
Convention over Configuration
直訳すると「設定より規約」*1設定で何でもできるってのも良いが、複雑になってしまう。逆に規約(決まり)で束縛されることで、安心して開発できる。(→XMLYAML、80対20の法則)
Ruby言語の特性
Rubyの持つ「ダイナミックさ」、言い換えると「いい加減さ」。文法的な自由度。コードが下手な設定ファイルより読みやすい。(→ドメイン特化言語、S式、DuckTyping)

これって、つまり最近Java界隈で話題のEoD(Ease of Development)だよな?まぁ、下の特集記事で「Webプログラミングだからこそ」的なこと書いてあったけど。

WEB+DB PRESS Vol.28

WEB+DB PRESS Vol.28

特集:「Ruby on Rails入門」のためだけに買いました。1500円。うぅ、財布が・・・。

*1:DRYの後だったのであえて英語のまま書いてみた。