よくある話

今日はレポートを提出に大学に行った帰りに、恩師の個展へ行ってきた。先生に軽く挨拶をして後、一つ一つの書(作品)をゆっくりと味わった。
誰が書いた作品だって、見る人によって好き嫌いは分かれる。人にはクセや志向があるのだから当然だ。しかし、書家と言われるような人と、ただ書道をやってますって人との差は、その懐の深さ、バリエーションの豊富さにあるのだろう。つまり、1つでも気に入られる作品があるということ。誰しもが少なくとも一つのお気に入りに出会うということは、やはりすごいことだろう。まぁ、つまり(私にとって)すばらしい作品があったよってことです。*1
で、こんな話はどうでもよくて(笑)
全作品を見終わった後、先生に挨拶して帰ろうとしたとき、
 先生「お前、この後時間あるか?」
 私 「え?えぇ、まぁ・・・」
 先生「4時半ぐらいから片付けするんだよ」
 私 「あぁ、・・・」
 先生「来れるか?」
 私 「・・・、あっ、はい、もちろんです!」
 先生「おぉ、そうか、すまんな!じゃ、後でよろしくな!あはは・・・」
 私 「ははははっ・・・ (^o^;)」
ってなことで、片付けを手伝わされました。そうです、今日は最終日だったのです。つまり、私は飛んで火に居るなんとやら。
で、ある先輩*2も手伝いに来たりして、作品を箱詰めしたり、運び出したりなんかやりましたよ。
そして、作業が終わって、さぁ帰ろうというところで・・・
 先生「おぉ、お前らすまんなぁ。よく働いてくれた。」
 私達「いぇいぇいぇいぇ・・・」
 先生「じゃ、これでコーヒーでも飲んでくれ」(おもむろに)
 私達「いやいやいやいや・・・(ゴックン)」
 
・・・
 
本当に、今日行って良かったなぁ・・・(シミジミ)
 
と、とっても現金なのでした(笑)

*1:私は、未だに一人の人の作品群を全肯定したことはない。偉そうだけど、それが人だろう。全く同じ感性なんてないのだから。

*2:ヒント:大学でも私の先輩